今回サラ・K・ペディノッティは、自然界で最も古く、驚異的な生き物のレンズを通して、知覚、意味の探求、そして目に見えないものとのつながりを模索する没入型の多感覚インスタレーション「Mantis Shrimp Matrix（シャコのマトリックス）」を展示します。紫外線、赤外線、偏光を感知する能力を持つシャコは、人間の視覚をはるかに超えたスペクトルを知覚します。このインスタレーションでは、「 見ることはどういうことでしょうか？そして、生物面だけでなく、多面的、歴史的、そして精神的に、知覚をどのように拡大できるのでしょうか？」と探索します。
* リップ・トークおよび高田風による特別なコラボレーション・パフォーマンスが、舞踏家カナ・キティのライブ舞踏とともに、5月27日（火）18時30分より開催されます。
サラ・K・ペディノッティ（リップ・トーク）はアーティスト兼ミュージシャンです。彼女普段では、音声、パフォーマンス、視覚やコンセプチュアルアートで境界を挑戦する作品を制作しています。没入的で実験的な作風で知られる彼女の作品は、好奇心、遊び、そして自然と超現実の両方に対する深い観察に根ざしています。今回の「Mantis Shrimp Matrix」は、彼女にとって初の大規模なインスタレーションであり、知覚、アイデンティティ、そして私たちの内と外の世界を動かす目に見えない力についての探求を続ける作品です。
