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GALLERY ETHERは、2022年最初の展覧会として3月19日(土)から4月9日(土)まで、アメリカのマルチアーティスト、La Mano Fria(ラ・マノ・フリア)の個展『CARAS』を開催いたします。

『CARAS』は、東京発のストリートアートに特化したNFTオークションハウス「TOTEMO」の立ち上げと同時に開催される2つのイベントのうちの1つです。

3月13日(日)には原宿のUltraSuperNewギャラリーにて、NFTで販売されるデジタル作品の展示とライブオークションを行う『FACES』を開催し、3月19日(土)からはGALLERY ETHERにてフィジカルな作品の展示と販売を行う『CARAS』の開催となります。

国際的に有名なアーティストであるラ・マノ・フリアは、ニューヨークのヒップホップやグラフィティ文化の中で育ち、80年代後半に10代でマイアミに移住。すでにグラフィティ・ライターとして高く評価されていたスキルに加え、グラフィック・デザインとタイポグラフィを学びIFAC(International Fine Arts College)を卒業しました。その後、アパレルブランド「Rice and Beans」を立ち上げ、伝説的なニューヨークの「Footwork」や「BEAMS」などの著名ブランドから商品をリリース、1999年には自身の音楽レーベル「Beta Bodega」「Botanica del Jibaro」をスタートし、音楽シーンでも世界的な地位を確立しました。

現在は、日本とマイアミを行き来しながら、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各地で音楽と文化交流のためのイベントやフェスティバルを開催し、様々な絵画技法や、プロジェクターを駆使したグラフィック・ライブ・パフォーマンスを披露している。アサヒ、ネストビール、フォード、ミネルバなどの企業とのコラボレーションや、Prefuse 73、The Wu Tang ClanのRaekwon、Dead Prezなどの著名ミュージシャンのアルバムアート作品を手掛けています。

スペイン語で「顔」を意味する『CARAS』では、ラテンの伝統と芸術の幅広いバックグラウンドが活かされており、グラフィティやスクリーンプリントの影響を受けた技法の中に、グラフィック要素をテープで織り込み、最終的には大胆で生き生きとしたイメージに仕上げることで、迷子になりそうな、あるいは見つけてしまいそうな、彼の過去と同様に表面は重層的になっています。

初日の3月19日(土)17時からは、アーティストも在廊したオープニングレセプションを開催いたします。レセプションでは、アーティストのラ・マノ・フリアによるパフォーマンスも予定しておりますので、是非ともお越しくださいませ。

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