コロンビア・ボゴタを拠点に活動するアーティスト、サンティアゴ・リアーニョは、「死」を「移行しながらも、なお残り続ける状態」として捉え、その探究を続けています。
物質、記憶、そして内省的なプロセスを通して、彼は「目に見えるもの」と「目に見えないもの」の境界を探ります。作品を、もはやそこには存在しないものとのコミュニケーションの場として捉えながら、それでもなお私たちの前に残り続けるものに向き合っています。
彼は、一般的ではない素材や支持体に印刷したイメージや、摩耗や時間の経過によって変化した素材を用いて制作します。それらの作品は、彼方にあるものの記憶を静かに記録する、繊細なアーカイブのように機能しています。
彼の作品は、物質そのものを存在の「証人」であり、「鏡」であり、「痕跡」として捉える、静かで内省的な体験を提示しています。
© サンティアゴ・リアニョ